内視鏡検査で生検を行う際に中止が必要な薬品について

通常の内視鏡検査では中止の必要はありません。
生検や内視鏡治療を行う場合は、心臓の病気、脳梗塞などの脳血管障害などで使われる、血液をサラサラにする抗血小板剤、抗凝固剤である下記の薬は、出血防止のために休薬します。
一方、休薬は脳梗塞や心筋梗塞の危険にもつながるため、もともとの疾患の重症度や内視鏡検査・治療の必要性の兼ね合いで決まります。

休薬した場合は、脱水にならないよう水分補給に気をつけ、胸痛、胸部不快感、手足のしびれ、意識障害などの症状が出た場合には、自己判断せず電話連せくのうえ受診してください。

♯5日前から中止が必要な薬品

 パナルジン(塩酸チクロビジン)、プラビックス(硫酸クロプドグレル)

♯3日前から中止が必要な薬品

 バファリン、バイアスピリン、アスピリン(アスピリン)

♯3〜5日前から漸減し、1日〜2日前から中止が必要な薬品

 ワーファリン(ワルファリンカリウム)

♯1日〜2日前から中止が必要な薬品

 プレタール(シロスタゾール)

♯当日のみ中止が必要な薬品

 プロサイリン(ベラプロストナトリウム)、オパルモン(リマプロストアルファデクス)、アンプラーグ(塩酸サルポグレラート)、
 ペルサンチン(ジピリダモール)、サアミオン(ニセルゴリン)、セロクラール(酒石酸イフェンプロジル)、
 エパデール(イコサペント酸エチル)、ケタス(イブジラスト)、ロコルナール(トラピジル)、コメリアンコーワ(塩酸ジラゼブ)


☆どの薬剤も生検した場合は翌日再開、治療は2〜3日後に再開します。

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