内視鏡的手術の際に中止が必要な薬品について
内視鏡的手術の際に中止が必要な薬品について
心臓の病気、脳梗塞などの脳血管障害などで使われる、血液をサラサラにする抗血小板剤、抗凝固剤である下記の薬は、手術中や熟語の出血を防止するために一定の期間、服薬を中止する必要があります。
薬の中止による危険も否定できませんが、出血によるリスクが大きく上回るため、内視鏡による手術や生検を行う場合には、あらかじめ服薬を中止します。
万が一服薬の中止により、胸痛、胸部不快感、手足のしびれ、意識障害などの症状が出た場合には、自己判断せず電話連せくのうえ受診してください。
♯7日〜10日前から中止が必要な薬品
パナルジン(塩酸チクロビジン)、バファリン、バイアスピリン、アスピリン(アスピ リン)、エパデール(イコサペント酸エチル)、ワーファリン(ワルファリンカリウム )
♯3日前から中止が必要な薬品
プレタール(シロスタゾール)、ケタス(イブジラスト)、ロコルナール(トラピジル )、コメリアンコーワ(塩酸ジラゼブ)
♯1日前から中止が必要な薬品
プロサイリン(ベラプロストナトリウム)、オパルモン(リマプロストアルファデクス )、アンプラーグ(塩酸サルポグレラート)、
ペルサンチン(ジピリダモール)、サアミオン(ニセルゴリン)、セロクラール(酒石 酸イフェンプロジル)
☆いずれの薬も、術後さらに7日間程度の中止が必要です。
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