入院当日・もどった血圧

 食後の体温と血圧を測ったが、血圧が148-75とまだ高めであった。どうもまだ体は落ち着かないらしい。3時に測定に来ますのでそれまでゆっくり休んでいてください、ということなので、やっと自分の時間がもてそうであった。私にとってはいい骨休みになると思って、この時間のためにあれこれ持ってきていた。ひとつはやはり藤沢小説、それにどうしても読みこなさなければならなかった解説書である。
まず、藤沢小説「用心棒日月抄」を読んでいくうちに、またはまってしまった!時間の経つのは早いもので、体温と血圧測定の時間になった。115-73とやっと落ち着いてきたな!って感じながら読み進んでいった。

 夕食の時間。もう経験済みなので手際よく運べた。夕食は昼食とほとんど同じで、ブロッコリーがサトイモに変わって、魚がカレイに変わっただけである。味気ない食事を終えて浴室に行ってみる。予約表があって30分ごとに区切られていて、病室号と名前が書いてあった。空いているところが20:00-20:30。予約表に記入してきた。明日と明後日が入浴禁止なので、とにかく入っておこうと思って記入してきたのである。30分は慌しすぎた
お湯張りに少なくとも10分はかかる。その間に体と頭を洗って髭をそる。やっとお湯が一杯になる前に浸かってほっとするのもつかの間、時間が来てしまう。

 少しはリラックスできたのでさらに読み進んだ。消灯が21:30。読書用の照明は少し暗すぎて読みずらかったけれど、さらに読み進んだ。明日は5時起床なので早めに床についた。しかし、周りの人の寝息や動く気配にはまいってしまう。慣れないせいか気になって仕方がなく、なかなか寝付けない。夜中に転びそうになりながら、ふらふらとなってトイレに行く人もいて散々な目にあってしまった。

運営者情報

当サイトはリンクフリーです。

相互リンクは、主に当サイトと関連する内容がある
サイト様を募集させていただいております。

以下にあげるような内容のサイトはお断りします。

・アダルト関連の記事を扱うサイトさま

・誹謗中傷を主としたサイト

・著作権侵害の恐れがあるサイト

【お問い合わせ】

「大腸ポリープ切除を体験しました!!」