手術後の説明
「もう一度挿入します!」
理由はどうあれ、一度出したものをもう一度入れるということはどういうことだろう?
と不思議に思っていると、
「すこし、むずかゆいかも知れません!」
どうも腸に入って直ぐのところあたりらしいことは分かったが、色々探っている様子が分かる。止まっては確認して写真に収めている。すると腸の壁面を角度を変えながら、じっくり観ているので、この辺があやしいところなのかと思ったりしていた。
しかし、とにかくむずかゆかったという記憶が残っている。
「では、まもなく終了です!」
「はい、お疲れ様でした!」
いやいや、たいへんお世話になったのはこっちの方で、恐縮した次第だった。
診察台に腰をかけて待つように言われたので、エプロンをかけて腰を下ろした。
執刀医から説明があるというので、立会人の妻と共に待つことにした。
ほどなく説明があった。
ポリープは切除したものの他にひとつ見つかったが、これは様子を見ましょうということだった。切除したポリープを見せられるが、なんと小さなものかと感心してしまうほどである。鉛筆の芯が折れた先っちょといった感じだが、10ミリあったという。
内視鏡検査で見つかったときは、6ミリ程度といっていたので成長しているんだと思った。病理検査にまわしますので、結果は担当医から後日ありますというので、今どうこうしても仕方がないので、よろしくお願いするに止めた。
ただ、どんな感じですか?ぐらい聞いとかないとと思って尋ねてみた。
色もたぶん大丈夫でしょうから、病理検査の結果をお待ちください、とのこと。
当然の答え方だと思ったので、3個の止血用のクリップはどうなりますかと聞いてみました。便と共に排出されますということであった。
車椅子に乗せられ病室へ着いた。約1時間といったところであった。
12時までは、水分もダメで、トイレ以外は安静とのこと。
じゃ、寝るとするか!
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